あま肌ができるまで(4)~地域への想いとデザインがつないだ2,000km~

2014年12月3日 ≫ あま肌ができるまで | あま肌の紹介 | お知らせ

これまで、あま肌の開発ストーリーをこのブログで紹介てきました。
今回はパッケージデザインについてどのようにあま肌のパッケージができたのかをお伝えします。

あま肌のパッケージデザインを担当したのは、北海道・十勝を中心に活躍する「NPO法人コミュニティシンクタンクあうるず」のメンバーです。
なぜ、奄美発の商品のデザインが北海道?と思っていらっしゃるでしょう。
あうるずとの初めての出会いは、2009年10月、北九州市小倉で開催された環境技術の展示会「エコテクノ」でした。
展示会主催者の方に、十勝と奄美はよく似ているからという理由で紹介されたのですが、このときはその意味はよく分かってませんでした。
「エコテクノ」では、あうるずはバイオマスの関係で出展しており、パッケージデザインをやっていることは知りませんでした。

再会は2ヶ月後の2009年12月、東京ビッグサイトで開催された環境展示会「エコプロダクツ」でした。
エコプロダクツ展では、あうるずの「ひよこデザインプロジェクト」が出展しており、地域商品のパッケージに関する展示でした。

あま肌は、ようやく「黒糖もろみエキス」の製造技術が完成して商品の中身が生まれつつある段階で、まだ無地透明の容器に入った商品を展示してました。

そのころ私たちの中では

「パッケージはどうしよう」

ということを考えはじめた時でしたので、デザインで地域おこしというフレーズに惹かれ
それぞれの地域のこと、パッケージデザインが地域おこしに役立つ事例など、あうるずのみなさんとたくさんの意見交換をしました。
あうるずのみなさんは、十勝が大好きで、この地域をよりよくしていこうという思いで、パッケージデザインやチラシデザイン、お店のロゴデザインなど取り組んでおられて、
地域こそ違うけれど、私たちと共感する部分がとても多く、あま肌のパッケージデザインをお願いすることになりました。
(「あま肌」のネーミングもあうるずですので、このときはまだ名前はありませんでした)

エコプロダツクから2週間後。年の瀬も押し迫った12月30日。
担当の方が、たくさんのデザイン案をもって奄美に来られました。
正直そのスピードには、びっくりしましたね(笑)

ネーミングもいくつか候補があがっていたのですが、その中で「あま肌はまだ候補のひとつで、まさか「あま肌」に決まるとはこのときは思っていなかったです。

あうるず

それから、電話メールのやりとりで、ボトル、クリアケース、ロゴや、リーフレットなどの販促ツールまでブラシュアップしていくこと約8ヶ月。
商品への熱い思いから意見がぶつかりあうことも何度かありましたが、モニターさんへのアンケートなども交え、あま肌のデザインが完成しました。
あとで、メールの履歴を数えてみたら100通以上もやりとりしていました。

奄美と十勝、直線距離で2,000km離れていますが、地域への思いとデザインでつながり、距離を感じさせず、とても身近に連携が出来たと思います。

NPOコミュニティシンクタンクあうるずの活動内容はこちらをご参照ください。
facebookページモあります。
https://www.facebook.com/owls.ne.jp

 

そのようなご縁もあり、現在、あうるずは、奄美群島でのデザイン人材育成事業に携わっていらっしゃいます。
12月5日(金)17:00から奄美文化センターで「島の想いがつたわる デザインのつくりかた」と題してシンポジウムが開催されます。

あうるず専務理事の菊池 貞雄 氏、あま肌のパッケージデザインの監修をされた武蔵野美術大学の宮島 慎吾 教授、NAC商品開発研究所の中田 晢夫 氏の講演があります。
参加費無料ですので、地域おこし、デザインなどの関心のある方は、ふるってご参加ください。

地域ブランドシンポジウム

 

地域ブランドシンポジウム

日時  2014年12月5日(金) 17:00開会(開場16:00)
開場 奄美文化センター2階 第2会議室
主催 奄美群島広域事務組合
運営 NPOコミュニティシンクタンクあうるず



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